サッシ周辺からの雨漏れの原因と対策方法

雨漏りは基本的に屋根にトラブルが起こり、そこから水が入って天井から落ちてきます。 しかし、サッシに問題があるとそこから雨漏りになるケースもあります。

目次

どうしてサッシから雨漏りが?

サッシにはいろんな構造の商品がありますが、一般的なタイプだと完全に密閉されるわけではありません。
扉式の場合は閉めた時にほぼ隙間なく密閉することができますが、左右にガラガラっと開閉するスタンダードなサッシの場合、サッシとサッシの間に隙間があります。

具体的にいうと、左右開閉タイプはレールの上を滑らせてサッシを動かしますが、そのレールとサッシの間には隙間があるのです。
特にサッシの破損が見当たらないのに雨漏りする場合、大抵はその隙間が原因です。
住宅によっては施工不良の場合もあるので、台風など強烈な雨風の日にサッシから雨がたくさん入ってくる場合は業者に相談してみてください。

住宅の壁に雨が入り込むと・・・

住宅の壁は約20cmの厚みがあるのが一般的ですが、その内部は完全に詰め物が入っているわけではありません。
住宅の構造にも寄りますが、大抵は一定の隙間があり、空洞の場合もあります。
壁に隙間があるのは、配線や配管などを住宅内に張り巡らせることためです。

サッシから雨漏りする場合、サッシ周辺の壁に問題があると壁の内部に水が浸入してしまうことがあります。
木造住宅の場合なら、屋根からの雨漏りと同様に木材が腐る原因になります。
2Fの部屋のサッシが壊れていて雨漏りしているなら、1Fにも影響が出ることも考えられます。その場合は周辺の壁を修繕しなければなりません。

サッシ周辺の雨漏り対策

サッシ周辺からの雨漏りも、対策は屋根と同じです。
まずは、雨漏りの原因を調査することが先決です。
基本的に部屋の中からサッシ周辺をチェックすると、どこが原因で雨漏りしているのかは大体わかります。

注意をしておきたいのが外壁です。
1Fだと外から見ればわかりますが、2Fは足場を組まなければ外側から細部までチェックするのが難しいです。

また、サッシの角やレール部分など、サッシの取り付けに不備があるケースもあります。
隅々まで入念にチェックして、「サッシの取り換え工事が必要なのか?」「隙間を埋めるだけで良いのか?」など対策を選択していきましょう。
雨漏りの原因を調べると共に、今の雨漏りによってどのくらい住宅に影響が出ているのかについても業者の見解を聞いておきたいところです。

このことから、長い間雨漏りを放置していた場合は、壁の内部に水が入って住宅が劣化している可能性があります。
最悪の場合、木材が腐って耐震性が低下していると倒壊する可能性まで考えられます。

サッシ交換の相場

サッシを新しいものに取り換えることになると、「サッシ代」+「工賃」が掛かります。
相場は安いタイプで50,000円~、高額のものになると100,000円~300,000円くらい掛かります。

また、一般的にサイズが大きくなるほど高額になります。
ちょっとした雨漏りでも、それを放置することによって将来外壁を大々的に工事するよりは、サッシを新しい物に取り換えるほうが安く済むことは間違いありません。
サッシをすべて取り換えなくても、部品交換によって雨漏りを修理できることもあります。
10,000円以下の費用で済むケースもあるので、雨漏りに悩んだら専門業者に早めに相談するようにしましょう。

まとめ

サッシを完全に閉めているのに雨が入ってくる場合、それはサッシに不備がある可能性が高いです。
また、普通の雨風なら問題なくても台風レベルになると雨漏りするケースもあります。
当社は「ガラスの緊急トラブルサービス」も承っております。
お問い合わせを頂ければ、サッシ周辺の状況を細かに診断して対策を提案させて頂きます。

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