急な雨漏りに便利!家に常備しておきたい雨漏り対策グッズ
毎日の生活で屋根の状況を細かく確認することは難しいため、雨漏りというのは突然やってくるトラブルでもあります。 天井からポタポタと雨漏りが始まったら、応急処置として雨漏りグッズがあると役立ちます。 万が一に備えて、役立つ雨漏りグッズをご紹介します。
目次
重宝する4つのアイテム
「あっ、雨漏りだ!」という状況の中で、応急処置として役立つ4つのアイテムがあります。
「ブルーシート」「テープ」「バケツ」「雑巾」です。
これらがあれば、何とかその場を凌ぐことができます。
どれも身近なお店で購入できるアイテムなので、特に住宅が老朽化している場合などは、あらかじめ準備しておくといいでしょう。
4つのアイテムの使い方
部屋の中まで雨漏りしている場合は、まず水が滴り落ちるところにバケツをセットします。
ポタッ、ポタッという感じでゆっくりしたペースで水が落ちている程度なら、大きめのバケツを用意すれば一晩は十分耐えられます。
日中であれば、ブルーシートで雨漏りの原因箇所を外側から覆いましょう。
この作業は単純にブルーシートを被せるだけなので簡単ですが、問題箇所を見つけたり、そこに辿り着くまでが大変です。
必ず安全を優先して作業をしてください。
一般的には自分でブルーシートを使って応急処置ができるのは、1階の屋根までです。
2階建て住宅の場合、2階の屋根まで届く脚立を用意するのが難しいですし、それに登るのも大変危険です。
ブルーシートで応急処置ができるケースにおいては、防水テープでブルーシートを張り、固定します。
部屋の中で、天井にシートを貼り付けても水は上から落ちてくるのであまり効果がありません。
逆にシートに貯まった水を取り出すのが面倒なはずです。
それならば風呂桶で代用し、バケツを急いで買いに行くほうがずっと楽です。
雑巾は雨漏りの時に非常に役立つアイテムです。
家にバケツがない家庭も多いと思いますが、そんな時は雑巾やタオルを床に敷くことで床へのダメージを軽減することができます。
すぐに専門業者に連絡しよう
上記の4つのアイテムはとても役立ちますが、何日もこれらだけで雨漏りを凌ぐことはできません。
何とか耐え凌ぐことができたら、できればその日、遅くとも翌日には専門業者に雨漏りの修理を依頼しましょう。
業者に雨漏り修理を依頼すると、最初は雨漏り調査をしてくれます。
これは業者によって調査方法が異なりますが、散水や発行液を使うことが多いです。
これらの調査方法は数万円~10万円と費用が掛かるケースがほとんどなので、事前に調査費用を聞いておくのがベターです。
調査が終わって雨漏りの箇所がわかると、今度は修繕費用について見積りを出してくれます。
後は、費用を工面できるかどうかを判断して、正式に修繕工事を発注する、という流れです。
保険活用と見積り比較
雨漏りの修理は火災保険を活用すると実質無料で修繕できることがあります。
これは雨漏りの原因と火災保険のプラン内容がポイントです。
加入している火災保険に、自然災害による住宅損傷に対する補償の項目があり、その上で補償適用の条件を満たしている場合は保険金を請求できます。
また、新築の場合は10年以内であれば無料で修繕してもらうことができるので、「新築住宅の保険・住宅瑕疵担保責任保険」を確認してみてください。
上記の保険を使えない場合は自己負担で修理することになります。
雨漏りの原因となっている箇所が大々的に損傷している場合は、100万円以上の修理費用が掛かることもあります。
修繕費用が高額になるほど、業者による価格差が生じやすくなります。
見積りは必ず数社から取るようにしましょう。
これによって修繕費用を多少なりとも安く抑えることができます。
まとめ
突然やってくる雨漏りに備えて、役立つグッズを用意しておくことはとても賢明です。
しかし、長時間雨漏りグッズだけで耐え凌ぐことはできません。
雨漏り修理が必要なら、当社は日本全国、年中無休でお問い合わせを受け付けているので、ぜひお気軽にご相談ください。